のびおは1年生の時から……いや、もっと前からかな。
「やればできるよ」って、その時関わっていた先生たちに、ずっと言われてきました。
私もパパも、何度ものびおに言ってきた言葉。
でも、中学受験を始めて、ブログを書くようになって、
もしかしたらその言葉って、のびおにとってすごく負担だったんじゃないかなって、今さら思い直しているところです。
のびおとしては「一生懸命やっている」のに、
「やればできる」と言われ続ける。
すると、
「もうやってるよ!!」という気持ちになってしまうよね。
やる気になったからといって、
「誰でも」「なんでも」できるって意味じゃないのに。
それなのに私は、
「やればできる子」=塾でも先生の話を聞けばすぐ結果が出る子
…って、勝手に思い込んでしまっていました。
- 頑張ってるのに結果が出ない
- やる気スイッチが入らない
- 集中が続かない
そんな時、つい
「やればできる!やればできるのにもったいない」
って返してしまってた。
でも、やってもうまくいかないこともあるんだよね。
そもそも「やる」って、どういうことなんだろう。
本人にとって無理なやり方を「やってみなよ」って言ってたかも。
のびおには、のびおのペースがある。
マイペースなところも、
感情の波が大きいところも、
全部ふくめて「のびお」。
今はまだ、「やる」ってことの意味を、
一緒に探している途中なんだと思います。
もしかしたら「やればできる」じゃなくて、
「できるように支える」のが、親の役目なのかもしれない。
私が中学受験にチャレンジしようと思ったのは、
のびおに自信をつけてほしかったから。
のびおのゴールは、
難しい学校に合格することじゃない。
自分に自信をもって、人生を歩んでいけること。
- 勉強が「嫌い」にならない
- 塾で「楽しい」気持ちを保てる
- 少しずつでも「できた!」を積み重ねる
そのために、まずは
のびおと一緒に小さな目標を決めてみようと思います。
私は「がんばれ」より、
「隣でいる」ことを大事にしたい。
昨日は、小数点の足し算を交代でできるだけ早く解くゲームをやってみました。
ママが答えを打ち間違えたりすると、大はしゃぎで喜ぶのびお。
まだまだ可愛い。
まだ始めたばかりだけど、
こんなふうに子どもと向き合って、
子どものことを考える時間が増えただけでも、
中学受験を始めた意味は、きっとあった。
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